モーニング娘。 さいたまスーパーアリーナ (07/5/6昼夜) その3

・吉澤ひとみさん
“今とても幸せ。こんな幸せに出会えたのは、7年間自分と戦い続けて走り続けてきたからだと思います。”
言外に「自分に打ち勝った」と誇らしげに宣言したその姿にシビれた。そしてうれしかった。7年間の苦闘を目の当たりにしてきて、この言葉がポーズでないことを自分らは知っているから。

“モーニング娘。の7年間は何にも変えられない宝物”
とにかくこの言葉を聞きたかった。何にも代え難いこの言葉。共に歩んだ7年間が意義のあるものとなった瞬間だった。

“白はいいね。私も真っ白のように何色にも染まるよ”
会場一面の白サイリウムを見て、らしく気取ってみたり。

“このあとも最後まで一緒に楽しもうね。アンコールの準備に行ってきます!”
卒業セレモニーの最後の挨拶を終えて退場するときも、ぶっちゃけて消えてしまったり。

自己のスタイルへの確信に裏打ちされた余裕が常に感じられた。最後の最後までメンバーを、そしてファンをグイグイ引っ張り続けた。
2年間のリーダー役お疲れさま。そして卒業おめでとう。