モーニング娘。「ファッショナブル」 ル テアトル銀座 (10/6/11)

2010/6/11 19:00 モーニング娘。「ファッショナブル」 ル テアトル銀座
初日を観てきました。
観終わった後の満足度は、「おじぎ30度」が中の中、「おじぎでシェイプアップ!」が中の下とすると「ファッショナブル」は下の上ってところで、だいたい予想どおりでした。

全般的な感想です。

ます先に残念だった点から

  • 平凡なお涙ちょうだい劇だった
    前半はショップでいろいろな出来事が起こってバタバタやっていてまぁまぁ楽しめたのですが、後半になると母はすでに亡くなっていて父は病に冒されていて云々というありきたりな展開に。ひとひねりくらいあるのかなぁと構えていたのですがそれも全くなく。はっきり言って幼稚な展開でした。
  • グループ劇ではなかった
    これが一番の問題。グループでやる芝居なのにどうして出番の量にここまで片寄りがある脚本を採用するのか?どんな芝居であろうと多少の差は出てくるだろうけど、おじぎシリーズやゲキハロのレベルにはやろうとすればできるはず。れいなが自分のおしりの心配をするのも、この内容ではもっともだと言わざるをえない。

逆に良かった点は

  • 破綻していなかった
    ひねりの全くない展開だったので、逆に破綻しておらず、要は余計なマイナスポイントがなかったということですが。
  • 前半
    残念な点でちょっと書きましたが、前半は主人公が厳しい上司に反発しながらも様々な出来事を通じて徐々に認めはじめて成長してゆくストーリーで、脇役組の出番もそれなりにあって普通に楽しめたんですけど、後半になったら脇役組出番なしでありきたりな展開になっちゃったのが残念。
  • ファッションショーとして観れば
    芝居とか堅苦しく考えないで、メンバーがライブとは系統の違った衣装を着て歌い演技する姿を観て楽しんだと思えば、年に何回かはこういうステージもいいかなと。

あと個人的には、

  • 劇中歌で「さみしい日」が歌われた!
    懐かしすぎだろ、ぉぃ!!!!
    後で考えてみたら、たぶん1998年のファーストコンサートと1999年春の「Memory〜青春の光〜」ツアーで歌われただけだと思うので、自分が最後に聴いたのが福田明日香の卒業公演で、それ以来ってことになるんじゃないかなぁたぶん。11年ぶりか・・・。