モーニング娘。×つんく♂ 2 [石川梨華]

時期柄彼女を最後に持ってこようと考えて逆あいうえお順ではじめたわけだけど、矢口の件とそれに伴って7期の件が前倒しされたおかげでバタバタ駆け足になってしまったな(苦笑)。ともかく、また各メンバーを見つめ直す機会にどのように変わっているか。良い方向に変化していることを期待しつつ・・・・。

「モーニング娘。×つんく♂ 2」 (11) 石川梨華
読んで感じるのは、インタビュー全体に広がる穏やかな空気と、変わらぬまじめさ。
これに関して、石川のこれまでを振り返ると、幸運だったのは能力とステータスを互いに逸脱させることなくほぼ平行してアップする事ができたことだろうな。その点は、状況的にステータスを上げるのがかなりむずかしい5,6期や、逆にオリジナルメンバーであるが為に常に能力に対してステータスが先行してしまい、結果破綻してしまった安倍との違いだけど、ただ、そういったポジションの幸運はあったにしろ、ほとんど常にシーンのコアで居続けることができたのは、やはり進取性があり、セルフマネジメントがしっかりできていたのと、そのステータスに耐え得るだけの能力面のアップがあったからこそ。そしてこの実績に裏付けられた自信と余力があるから今のこの穏やかさがあり、実績を伴っているから「まじめ」なコトを口にしても説得力が出てくる。支持に対して、常に相応の成長をしてみせるという点で、これほどファン冥利に尽きる人もそうはいないだろうな。

石川梨華語録抜粋
「ライバル意識」

“今の状況が悪い、とは全然思ってないんです。でも、もっともっとモーニング娘。として、ホントの意味で仲良くなっていくためにも、そういうライバル意識があったほうが絶対いい。”

「真ん中」

“今は、その“(三人兄弟の)真ん中”の性格がすごく役に立ってる。上と下、両方の気持ちがちょっとずつわかるから。モーニング娘。の中で自分らしい役立ち方ができているんじゃないかな。”

「自分が好き」

“(自分のことを)好きになれるまで、時間はかかりました。でも、今は“梨華ちゃん大好き!”って言ってくれる人がたくさんいたとしても、その人たちに負けないくらい自分のことを好きになれた。それはモーニング娘。のおかげかな”