モーニング娘。 2010年総括 3「取り巻く状況」

モーニング娘。 2010年総括 1「活動全般」
モーニング娘。 2010年総括 2「ブログ」
以上がモーニング娘。内に閉じた話で、次にモーニング娘。を取り巻く状況について。

グループアイドルは1強他弱の世界です。なぜ1強なのか。トップアイドルは機会に恵まれます。企画さえ出てくればどのようなことも行えます。機会に恵まれることで更に魅力を高め、より地位を強固にするというスパイラルが発生します。グループアイドルの場合、このスパイラルの中で数にものを言わせて機会を根こそぎ奪ってしまいます。

かつてその1強だったモーニング娘。(ハロプロ)が、メディア軽視と一連のスキャンダルによる内向き指向によりそのスパイラルより脱落したのが2004年前後ですが、その後もしばらくは替わりがいなかったためにそれなりに機会にありつけました。でもそんな以前とは違って今は1強としてAKB48がおり、機会は全てそちらに行ってしまいます。もはやモーニング娘。(ハロプロ)メンバーに、アイドルのパワーの源泉である魅力を高める機会が向こうからやってくるということはなくなりました。今後はマイナーアイドルとしてならこれまでどおりで構いませんが、上昇を目指すならこちらから積極的に動かないと機会は得られないわけです。
これが2009年末の状況。

そして今年2010年ですが、総括1のとおり、目に付いたのは卒業関連とブログくらいで、卒業関連の方は久しぶりにアリーナ公演を開催したこと以外はやっていることに目新しさはありません。
その他いちいち例は挙げませんが、ハロプロ全体の細かな動きを見ても以前と変わらず効率重視で極力労せずにすまそうとするばかりで、魅力を高める機会…新しいチャレンジからむしろ逃げ回っているという印象しか受けませんでした。