ハロプロアワー 010 松浦亜弥スペシャルライブ in 上海 (06/7/7)

GyaO ハロプロアワー 010 060707 松浦亜弥スペシャルライブ in 上海
ドキュメンタリータッチの映像。まず前日入りしてリハーサル。バンドも現地の方で息を合わせるのに悪戦苦闘。と、松浦の周りをちょろちょろしている見覚えのある人…ん?たいせいじゃん(苦笑)。今回のライブのプロデューサーということらしい。
次の日の本番。一応映像からのセットリストは、
・「LOVE涙色」 はじめからノリノリ!
・「トロピカ?ル恋して?る」 振りとかなし
・MC
・「砂を噛むように…NAMIDA」
・「100回のKISS」
・「ね?え?」 歌詞とばしとか
・MC
・「One night in Beijing」
・「奇跡の香り ダンス。」
 メロディラインが妙な音色だなぁと思いつつ前奏を聴いていたら、松浦さん「桃色片想い」の歌詞で歌い出してしまう大ミスで、いったん演奏止めてもらってやり直し。それにしても「桃色片想い」の歌詞が「奇跡の香り ダンス。」のメロディに巧い具合にのっていたなぁと妙なところに感心してしまった。
・「桃色片想い」
アンコール
・「気がつけば あなた」
 歌い出しのタイミングをつかめずまたやり直し。緊張はしているだろうけど、これはもう単に準備不足だな。
・MC ここで客席からハッピーバースディの歌。こんなところでも誕生日を祝ってもらったのか
・「渡良瀬橋」
 途中で演奏を止めてもらってアカペラ状態に。ただ、松浦は自身の歌声を聴いてもらいたかったらしく客席にも人差し指を口に当てるポーズをしたけど伝わらなかったようで、結局独唱ではなく会場全体での大合唱という形に。これはこれでいい形になって良かっただろうけど、こう思惑が外れてしまうハプニングも異国ならではでおもしろい。

いろいろと興味深いライブ映像だった。ステージ自体は失敗のてんこもりで、プロの歌手として完璧なステージを行うという観点で言えばボロボロの内容。もしこの上海で見に来ていた客の中にパーフェクトなステージを期待していた人が居たとしたら幻滅されても仕方のない出来。その主因がステージ側の準備不足なのは確かだろうけど、ただカラオケに慣れきって、生演奏の音への適応力が身に付いていなかったというのもあるにはあるだろうな。で、折角の機会がボロボロのライブだった上海の人には申し訳ないけど、日本で待つこちらとしては、この大失敗を糧にして今後のライブでまた一回り成長した松浦を見ることを期待できるのでこの大失敗は歓迎。でも、完璧なステージにはほど遠かったけど、本人の言うとおりそれはそれで楽しめただろうし、何と言ってもハプニング満載の貴重なステージではあったのは確かなので、参加できた上海の人はやはりラッキーだよ。
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