シングルV ハロプロシャッフルユニット
2005/7/6 シングルV 「オンナ、哀しい、オトナ/印象派 ルノアールのように/人知れず 胸を奏でる 夜の秋」 セクシーオトナジャン/エレジーズ/プリプリピンク
歌番組での扱いを見ていると三曲合わせて一曲分程度の内容の手軽楽曲集のような錯覚がしてきてしまうけど、PVを見てみると全然そんなことはなく、それぞれが他のハロプロ系シングルに劣らない仕上がりになっていた。
一番印象が良かったのは、エレジー。面子や曲調によるところもあるだろうけど、とにかくリズムと映像の情報量に押しまくられる感じ。メイキングでの元気な田中もポイント高い。
意外に印象が良かったのがピンク。ユニット名とかメンバー構成とか衣装とか、おふざけ感が先行しているけど、曲自体が無理なく落ち着いたものな上に、映像も祭りの浴衣姿とか正統的な作りで印象は悪くなかった。無難な作りでマイナスポイントがなかったとも言える。
そしていまいちだったのがセクシー。問題の一つは、結局消化しきれなかったところなんだろうなぁ。送り手と受け手とどちらが消化出来なかったのか判らないけど。狙いは否定しないけど。そしてもう一点はメンバーの絡みがほぼ皆無で、絡みから発する魅力の提示というシャッフル本来のメリットが活かせなかったこと。人選の難しさを考えさせられたユニットだった。