モーニング娘。 東京厚生年金会館 (08/5/18夜) その2

・最終公演
普通にライブの楽しさはあったけど、インパクトとしてはダブルアンコールがやはりあまりに圧倒的だった。出てきてみたものの何をやろうとも考えていなかったことからも、本当に急遽出てきたんだろうねぇ。そんな突然の事態ながらも、とりあえずメンバーに何か言ってと促すちょっと頼りないリーダー、そして技術はともかく勢いなら任せろとばかりに小春筆頭にれいな・みっつぃ?の年下組が元気よく叫んで、最後はサブリーダーガキさんがお約束の一言で締めるという、現モーニング娘。の様々な魅力が凝縮されていたようなラストシーン。ライブ全般の盛り上がりも文句なし。良いラスト公演だった。

・ツアー総括
自分が参加したのは7公演。初回公演から最終公演まで、関東の公演日程があまり偏っていなかったこともあって程良いペースを保って参加できたのは良かった。でも7公演というのはちょっと行き過ぎの感があるかなぁ。「出来るだけ多く見たい」気持ちと「マンネリ感を感じたくない」「惰性で参加したくない」気持ちとのせめぎ合いで結果的に前者が若干勝ってしまった。チケットが取りやすい世の中になってしまったのと、仕事で無駄にしたチケットが一枚だけで済んだというのも大きいけど。
シングルのみかつ全て歌うという異色のツアー。メジャー曲・いろいろと想い出深い曲をこれでもかと聴けた反面、新鮮みのある曲がない、メドレーや超短縮Ver.が多いという難点もあったし、何よりアルバムを出すことが出来ないための苦肉の策という面も否めなかったから、手放しでとはいかないけど、それでもやはりモーニング娘。の魅力を改めて実感する楽しいツアーだった。