娘DOKYU! [紺野あさ美] (06/6/6)

2006/6/6 TX 「娘DOKYU !」 紺野あさ美
“卒業という節目が近づいてくると、寂しいものがあったり…。ガッタスは自分がいて幸せな場所だった。試合は一試合一試合勝ち負けがあるので悔いが残らないようにとは思いましたね。二年しか(まだ続けていない)かもしれないけど、悩んだりしたこともあって、でもそれを乗り越えて学んだこととか、すごく大事なことが身に付いたと思うので、そういうのとかもまとめて、試合に出れて良かったと思いましたね。”
“ガッタス愛が深すぎるなと思いましたね。わかっててもさみしいと思っちゃうところがあって。フットサルってみんな競っていてうれしいというか、もっと盛んになってくれればいいなとか思う。芸能界の女子なんて普段こう火花バチバチ散らすことなんてないじゃないですか。正々堂々とスポーツという形で真剣勝負してみんな頑張ってきて怪我したりして泣いたりして戦って勝って喜んでいるというのがうれしい。”
“ぶっちゃけるんですけど、モーニング娘。の卒業は自分で考えて出した結論で、(でも)ガッタスはまだ二年で発展途上で、モーニング娘。も(まだまだ)磨いていくところがすごいあるんですけど、ガッタスは一から入っていて発展途上という気持ちがあったので、ガッタス(からも卒業すること)はすごい寂しいというか心が追いついていない部分があったりして、でも自分の残り二ヶ月を頑張ってゆきたいなと。”

…良い放送だった。これだけ目を輝かせて語る紺野ってあまり記憶にない。ただ、うれしく思う反面ちょっと寂しさを感じたりも。これまでも紺野が活動について語る機会が無いわけでは無かったけど、話に説得力がなかった。結局のところ結果が伴ってなかったので空虚でサラッと聞き流してしまう内容だった。でも今回の紺野のガッタスの活動についてのコメントは、しゃべりは拙いが明らかに中身が詰まっていた。
歌の活動は基本的に先輩たちが作り上げたものを維持する活動で、たとえいくらか発展させたとしてもその差分は明確なものにはなかなかなりえない。一方のガッタスの活動は自分たちが一から作り上げて、そして結果も出せた。だから双方の活動についてのコメントに温度差が出てしまうのも無理もないことだし、とても素直な反応だとは思う。モーニング娘。というショウビズの延長線上のガッタスの活動についてはもとから大賛成だし、そこでそれなりの結果を出した上に、本人の口から本人にとって有意義な活動であったとコメントを聴くことができたのは、フォローしてきた一人としてとてもうれしいことで不満などはあろうはずもない。ただそれはそれとして、ライブ好きでライブ活動を重要視する一人として、彼女からモーニング娘。本来の歌やダンスでの活動でこのような言葉が聞けずじまいで終わりそうなのがやはりちょっと寂しい。
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