映画「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」 (06/9/30)
感想のみ。
ストーリーはもともとあまり気にしない質なので、こんなもんだろうなぁという感じ。それよりどれだけ感情移入できたか、映画に没入出来たかが自分にとっての判断基準だけど、「麻宮サキ」がクサすぎず背伸びした感じもなく程々なキャラクターで且つそのイメージが崩れてしまう箇所もなく一貫としていたので、まずそこで引いてしまうことがなかったのが良かった。決闘シーン特にレイカとの対決シーンは、お互いの武器がヨーヨーで、ともするとショボくなってしまいそうな場面だけど、カンフー映画のヌンチャクの応酬のように、戦いの中でヨーヨーがごく自然に使われているかのよう作り込まれていて、そのカッコよく仕上がっている映像に感心。全般的に映像センスは悪くなくて、松浦が作品の出来を結構気に入っている様子なのもうなずける。娯楽映画として軽く楽しめる作品だと思う。