(雑文)ファン状態を維持するには
9月に「ハロモニ@」が終了して、「ペッパー警部」絡みの一連の出演も終わり、いよいよモーニング娘。ファンにとって本格的な冬の時期がやってくる。モーニング娘。はここ何年も下降線をたどりつづけているけれども、それでもこの夏までは自分のスタンスに関してはそれほど危機感はなかった。メディア露出が減り続けていても、レギュラーテレビ番組がある限りは、自分がファン状態を維持するのに必要な魅力をメディア越しに受けられるのは確実だったから。でも遂に時は来た。
自分達が彼女達から魅力を受ける手段は、メディアを通じて受けるのと、もう一つはライブやイベントなどで直接受けるのと、大きく2通りある。これまではそれらの合計が、ファン状態を維持するのに必要なパワーを上回っていたが、今回の「ハロモニ@」の終了で、ファン状態を維持するのに必要なパワーを下回るかもしれない事態に初めて直面することになった。
例えば、これまで
・ファン状態を維持するのに必要な力…10
に対して
・メディアを通じて受ける魅力…15
・ライブなどで直接受ける魅力…5
→ 10 < 15 + 5
でファン状態を維持できていたのが、今では
・メディアを通じて受ける魅力…3
・ライブなどで直接受ける魅力…5
→ 10 > 3 + 5
となり、このままではファン状態の維持が難しい状況になっている。
おそらくメディア露出の劇的改善は今後も望めないだろう。その上でこの状況にどう対応するかを考えてみる。あくまで自助努力のみ、彼女達や事務所らのタレントサイド・スタッフサイドにこうしてほしいというのはなしで。
(案1) ライブやイベントに行く回数を増やす
・メディアを通じて受ける魅力…3
のままでも、
・ライブなどで直接受ける魅力…5→8
となれば、10 < 3 + 8 となる。
これが一番確実で明快だとは思う。自分は東京在住だし実行も比較的簡単。でもこれは大抵の場合魅力を無理矢理過度に吸収しているだけで、飽きて放り出すのを不要に早めているだけであることは、多くの離れていった知り合いを見てきてわかっている。そうはならない適当なペースをできれば維持したい。
(案2) ハロプロ全体で状態を維持する
例えばモーニング娘。単独では
・ファン状態を維持するのに必要な力…10
・メディアを通じて受ける魅力…3
・ライブなどで直接受ける魅力…5
→ 10 > 3 + 5
だったとしても、ハロプロ全体で
・ファン状態を維持するのに必要な力…12
・メディアを通じて受ける魅力…6
・ライブなどで直接受ける魅力…7
→ 12 < 6 + 7
となるようであれば、とりあえずその中でモーニング娘。に対する状態も維持できているという考え。
難点は、他に十分な魅力を供給するメンバーがいるかどうか、もしくは作れるかどうか。
(案3) 多くを望まないようにする
たとえ
・メディアを通じて受ける魅力…3
・ライブなどで直接受ける魅力…5
に限られていたとしても
・ファン状態を維持するのに必要な力…10→7
とすることができれば 7 < 3 + 5 で、状態は維持できる。
具体的には、今ほど時間もかけないしお金もかけないし期待もしない、よりライトな状態になるということ。ただし一歩目測を誤ると、ファン状態維持の下限となる閾値をも下回って、いつのまにかフェードアウトの可能性もある。
(案4) 今までと同じスタンスでいる
そして、ファン状態を維持するのに必要な魅力を得られないまま、じきにフェードアウト。
◇
あれこれ考えることなくノーテンキにファンをやっていられるに越したことはないが、そんな幸せな時期は残念ながら終わりつつある。巡り合わせで今までこうやって魅了されてきて、これからも魅了され続けたいけれども、魅力を受ける手段が限られてしまった以上仕方ない。対応は、当面は軸足は案3にシフトさせつつ、まだまだ4案総にらみって感じかな。1年後、2年後の自分がどうなっているか、どういうスタンスでいるか。幸せな時期は過ぎたけれども、かわりに付くか離れるかのスリリングな時期に突入したので、折角なのであれこれ方向性を考えつつこのスリリングな状況を楽しみましょうか。