モーニング娘。×つんく♂ 2 [亀井絵里]

「モーニング娘。×つんく♂ 2」 (9) 亀井絵里
読んで感じるのは、はじめは弱気だけど、ペースをつかむと何でもそれなりにこなせる器用さを持ち合わせていて、そしてなによりも日常感覚が逸脱していないこと。となると石川を連想してしまうけど、決定的な差はというとやはりがむしゃらさだろうなぁ。今は流れに従って器用にこなしている印象なので、今後自分の意志を見せるようになれば、大多数を突き動かす閾値を突破するのはさすがに今の時代では難しいとしても、シーンのコアとなるのは十分可能だと思うのだが。
キャパシティもまだまだ余裕が十分にありそう。これまでは与えられた機会を確実に活かしてゆっくりながら着実に上昇しているように感じるけど、いずれ加速して周囲に波風を立てることを恐れず限界に挑む姿を見てみたい。

亀井絵里語録抜粋
「実際の活動」

“でも、こういうふうに頑張っているから、テレビを見てる人たちを楽しい気持ちにできるんだなぁってこともだんだんわかってきたし。大変だなぁ思っていたことも、いつしか“やってやる”“自分たちならできる”って気持ちに変わってって、強くなった気がします”

「モーニング娘。にいることが自然に」

“いつだろう・・・・・・自分がモーニング娘。にいることが自然になってるってことに気づいた瞬間があって。そのころはもう、先輩ともフツウにしゃべったり、冗談とかも言えるようになっていたんですけど。自分がここにいても違和感がないっていう状態が、すごいうれしかった”

「歌が好き」

“でも、最近、歌のレッスンで先生に“あなた、歌がすごく好きになったでしょ?”って言われて。“なんでですか?”って聞いたら、“だって、練習なのにすごく楽しそうよ”って(笑)。それ、うれしかったですね”