モーニング娘。×つんく♂ 2 [田中れいな]

「モーニング娘。×つんく♂ 2」 (6) 田中れいな
読んで感じるのは、一つは足踏み感。道重や亀井とは明らかに異なるサイクルのリズムで動いているようなので、今はそういう時期なんだろう。あと、良し悪しはおいておいて、今のところ活動に広がりが感じられないので、そのあたりも関係しているかもしれない。
そしてもう一つは前のめり感。足踏み状態ではあっても気持ちはどんどん前に前に出ているようで、手綱を放した途端に行き先見定めずどこかに飛んでいってしまいそうな活きの良さというか、地に足がついていない感というか。文中にエクスクラメーションマークが多いと感じるのは気のせいか。とはいえ彼女のそんな様子に悪い印象は持たない。先輩達のインタビューのとおり、長い目で見れば今ジタバタして損はない。単に落ち着きがないだけかもしれないけど、次の何かをつかむためにも今はこのままがむしゃらに突き進もうとしてほしいもの。

田中れいな語録抜粋
「ライブ」

“たぶんライブが、いちばんホントの自分が見せられる場所っていう気がする。だって、いっつも笑ってますもん。笑いっぱなしで、終わってから顔が痛くなってるくらい(笑)”

「緊張」

“緊張すると自分が損をするんです・・・・て、これもママに教えてもらったことなんですけど(笑)。”

「出来ない自分がムカつく」

“人には“それでいいじゃん”って言われても、自分の中ではなんか納得できない部分があるんですよ”
“その時はもう、人のことは信じないです。自分がいいと思うまでやります。やっぱ、練習してできるようになったほうが自分も気持ちいいし。”